ウェルビー号

いつまで走れるのか、鉄くず号
-朽ちはてゆくものに未来はあるのか−
※鉄くず4等級 1kg=5円 平成20年11月現在 暴落中

三角公園でこどもの里運動会

 昨日、釜ヶ崎の三角公園でこどもの里運動会があった。普段炊き出しの行われている三角公園は、こどもと、釜ヶ崎労働者のとても不思議なふれあいの場となり、それは普通の運動会では見ることのできない種類のものなのだ。詳しくは http://blogs.dion.ne.jp/kodomonosato/
 「じゃりん子チエ」がサザエさんに次ぐほど市民権を得ているのに、釜ヶ崎の街が単純にすばらしいと言う気はないが、無理解と差別囲まれているのが不思議だ。

 今日見かけた花売りの行商。ウェルビーの8Aっぽい。リヤカーは蔓を長く伸ばしてあり、ダンボールを十分に乗せられるスペースが確保されている。かっちいいな。

Du 30 novembre au 1 decembre 2008

運ぶっすよ

 大阪府の社協から出てきた品物を届けに、向かうは、ふるさとの家、こどもの里、喜望の家、山王こどもセンタ−。込み入った路地にはチャリやね、おまけに流行のエコだし。

 社協に品物を提供してくれた方々、もしくは業者のみなさま、ありがとうございました。頂いた分はすべて配り終えました。

 あ、そうそう、今日関テレ夕方の番組で、釜ヶ崎夏祭りのドキュメント。おいらも写ってた。
 荷造りを手伝うのは、りん嬢。こどもの里前にて。

Le 25 aôut 2008


とてつもなくのびのびするデモ

 に参加した。東京から素人の乱の松本哉くや、ユニオンぼちぼちの中村研、他主催には大阪城よろずや、釜ヶ崎パトロールの会の面々が並び、ココルームの詩人うえだかなよも同行した。
 浪速区の恵美公園を出発し、堺筋、長堀通り、アメ村縦断してデモを終えた。こうしたサウンドデモは、労働運動系デモと比較し、街頭で見る人の笑顔が印象深かった。お祭り騒ぎといえばその通りだが、騒ぐエネルギー、人に迷惑を掛けていることはその通りだが、それが確信的であったとき、その意味合いは変容し、新たなテーゼとなる。
 デモには自転車を押して参加したが、旧家の火災報知器改造ベルや、ヤンキーホーンは鳴り物として十分な効果を発揮。


 その後、動物園前商店街のココルームに戻るが、12時ごろより湊町へ向かい、打ち上げに合流。東京の人から、自転車からオーラが出ているとの発言。内心で、わかってるじゃないのコノヤロ、と思う。朽ちるまで、こいつでいいじゃないの。ねぇ、 天国の上地さん。
 いちメカニシェンとして、いつも気になるオーラの根拠。知りたいが、知らなくてもいいのだろう。そうしてオタクになるのもいいだろう。だが、あるものはあるものとして、受けとるのもまた、幸せな行為なのだ。

Le 19 aôut  2008

釜ヶ崎夏祭り

 第37回釜ヶ崎夏祭りが、8月12(前夜祭、ちんどん)〜15日に、三角公園で行なわれた。みなさん、釜ヶ崎はご存知か?釜ヶ崎、(行政の言葉であいりん地区という)先日の6月13〜16日にかけ暴動が起こったところだ。今回は釜ヶ崎夏祭り実行委員会の一端を担った。

 上左:ステージはシンゴ西成。上右:ココルームのチャリそら号と、われらの?鉄くず号。下左:NPO法人「こえとことばとこころの部屋」つまりココルーム代表の上田假奈代ちゃん。 わかんねーだろーけど。おれ的には青や緑系の浴衣が好み。みんなで書こうお習字を担当。下右:みんなで盆踊り。河内音頭のスッテップは難しいが、面白い。

Le 17 aôut 2008
 

また来た運搬車

  また1台手にいれてしまった。オークションで出ていたのだが、誰も入札しなかったのと、車で10分くらいの隣の区からの出品だったので、つい入札してしまった。

 いわゆる運搬車3A。かなり新しいもので、ヘッドマークは白字に赤クラウンのシール、シートポストのラグも替わっている。後輪太軸ハブで26x2BE、中ブレーキ。チェーンステイのリブの入り方が変わっていて、鋳物を使わず、丸パイプを左右に渡してある。リムブレーキのアームは重量車用だが、ガイドはニッケルメッキ、舟ゴムは弁当箱型。荷台は前オーナーが以前使っていたものと変えてあるかも知れない。サドルは2本スプリングの押し下げ式のもの。新しいウェルビー号ではこのタイプが多いようだ。 

 理想的な走る鉄くずになるには、あと20年はかかりそうだ。

le 14 juillet 2008

配達

人が机と椅子を買ってくれた。雨の間隙を縫って配達に。リヤカーで行こうかと思ったが、阿倍野斎場の坂もあることだし、軽いに越したことはない。載せてみたら載るではないか。やるな、鉄くず号。気に入った。

2007/07/08

年明け

 めでとうございます。
 わたしの運搬車用内装3速ハブがドナドナされ、遠く甲府の地に行くことになった。そこで、組み方の説明などしたいと思う。

 手前が前になる。写真左から、ナット、ワッシャ、チェーンアジャスタ兼アクスルシャフトロックパーツ、中央ホイール・ハブ本体、バンドカバー、バンドカバーロックナット、変速アジャスター、ナット。 赤線から外側がハンガー外側に相当する。赤丸は変速ロッドで、変速アジャスターを付けていない状態では、何も固定されておらず、スルスル抜けてしまうので注意。

 
 左右ともこのようになる。この状態で、ハンガーの内側が約125mmになっている。

 
 アクスル固定用チェーンアジャスターは、組み付け参考にしたこのフレームは、やや幅が狭かった。わたしの鉄くず号では問題は無かったが、もしきつ くて入らなかったら、丸の部分を少し削る。このアジャスターの穴は丸ではなく、アクスルシャフトと噛み合うようになっている。

 

 左上、ローギア。右上、ミドルギア。左下、トップギアの状態。ワイヤーの装着は、変速アジャスターに矢印方向から挿入して、赤丸の部分の爪に、ワイヤーを掛ける。


 付属のチェンジレバーをセットすると、このようになる。チェンジレバーは無段階に動くので、変速のポイントは慣れて見付ける。レバーを上げるとローギア、倒すとハイギアに変速。
 以上だ。健闘を祈る、がんばってくれ。

ウェルビー号のフレーム


 真のものはリアハンガーにハンガー部品を用いてないもの。パイプの突き合わせで作られ、補強パイプがシートチューブから チェーンステイに一本入っている。荷台もリアアクスルと同軸固定で、寸法もやや異なる。
 3分5厘軸、ウェルビーオリジナルのフロントブレーキアーム、大ブレーキで組まれていたもので、3分軸、実用車共用フロントブレーキアーム、中ブレーキを用いた新しいと思えるウェルビー号に、従来どおりのハンガー部品(荷台穴付き)もあることから、それ以前に作られていたものと推測。また、より古いものでは、このタイプのフレームを見た事がない。

ブレーキ

 
 ブレーキと呼んでいるもの。近所の自転車屋の話では、15年ほど前に生産を終了したという。(しかし、3分5厘ハブもだが、なんでも15年前だな)
 バンドカバー直径約160mm、ローター直径約137mm。バンドカバーは年式により、ウェルビーのクラウンマークが入っているものがある。下側のカバーは、グリス飛散防止カバーが裏側に付き、ブレーキロッドの取り付きも異なっていて、やや手の込んだ作りだ。
 
 左はクラウン入り。右は中ブレーキと呼んでいるもので、バンドカバー直径約140mm、ローター径はバラしてないので不明。今手に入る実用車のものと互換性がありそうだ。3分軸装着車。
 左の写真は2Aだが、ハンガー部品に対して、フレームがやや「く」の字に取り付いている。2Aのロングホイールベース化で、3Aよりも寝たシートステイに対し、3Aと同じハンガー部品を用いているからだと推測。 といいつつ、3Aでもやや「く」の字の気がするので、よりホイールベースの短い運搬車とも共用なのかも知れない。

lundi 14 janvier 2008

年の瀬

 ヶ崎や市内の公園では越冬の準備に忙しい。なんやかんやと鉄くず号の出番も多い。一応エマウス大阪は、明後日の餅つきで年内の行事は終了する。
 海外?では日本と違い、年賀状ではなくクリスマスカードなんだと実感。といってもメールだが。午前中はメールの返信に充てた。学校が休みの間の、良いトレーニングになる。でも、うれしいもんだね。ルンルン。
 下の記事で、左の写真とか書いていて、思いっきり右だと気が付いた。書いてるときは気が付かないこともあるもんだ。ところで、この鉄くず号の塗装、実際見ると深緑なんだが、光線の加減やなんかで青く見える不思議な色だ。この前くず鉄で入ってきた、卓球台の金具も同じような色だったし、以前は工業製品全般に、ポピュラーな塗料として流通してたのかもしれない。その塗料がまだあるなら、補修も楽だな。自動車塗料などで調合すると、肌や発色が良くなりすぎるだろう。んで、青緑って色は、昔っから好きな色なんですよ、奥さん。

vandredi 27 decembre 2007

もひとつ出来た

 いうか、組んでみた。しばらく様子見ですな〜。
 
 フランジ直径が大きくなったので、先日のスポークで6本組み出来た。 インター3にはグリスをたっぷりぶち込んであるので、軽薄で耳障りなチャリチャリ音も出ないよ(その代わり動作が鈍気味)。
 感想は・・・運搬車のあるべき速度域を離脱。え〜!いけないんじゃないの?運搬車がその速度で走っちゃ!という感じだ。

 の写真はハブ3種。左、内装3速。中、3分軸40穴リアハブ。右、3分5厘40穴リアハブ。インター3のアクスル180mmでぎりぎり。あぶなかったぁ。シャフトのロック方法、一考の余地。

samedi 24 octobre

出来た

 なにが出来たかというと、インター3改内装3段変速40穴ハブだ。

 もつのか、もたいないのか、使えばわかるよね〜。ただしベアリング球はリテーナーを取っ払って、増量してある。フランジは急拵えであまりきれいじゃない。だって、丹精に作って あかんかったら・・・。

 もうひとつの写真はリヤカーのホイール。いい感じに朽ちている。朽ちて使われなくなるのは悪くない。朽ちるものが人の手によって朽ちずに残る。使われてなら一番いい。単なる保存は・・・どうなのだろう。朽ちずに、使われずに廃棄するのは罪だ。人間は何をやっているのだ。

 ホイール、タイヤ、ハブとかのパーツの入手が不便だから、いっそのこと前後36穴リムでアラヤからかっこいいリムが出てるから、そいつにビジネス用電動アシスト自転車に履いてる1-1/2のW/Oタイヤで、前はリムブレーキで行けるし、後ろはローラーブレーキで(ロッドブレーキ用に改造は必要だけど)となれば、8段の内装変速って(要るかどうかは別として)ことも出来るね。
 運搬車の使われ方は、市場へ仕入れに行くことと、町内を配達することだったから、元のギヤ比でも全然問題ないし、坂の多いところならギヤ比を上げればいいんだけど、今日日そうした使役を離れて、運搬車を普段の下駄に使ったり、遠出する人もいるだろうから、そうした改造もありかも知れない。

vandredi 23 octobre 2007

あたまがおかしい

 ブのことを調べていると、イギリスのSturmey Archerというメーカーに辿りついた。40穴のハブが無いなら、海外ではどうか?タンデム用のハブなら40穴がある。しかし新しい物はフリーカセットや、リムブレーキ用だ。前述のメーカーは1903年から内装変速ハブを作っているらしいので、ハブでは老舗。
 そこで内装変速の妄想が飛び交う。あ〜、坂を上る時にもう一段下があれば・・・、あっ!このハブ40穴で内装3速、さらにドラムブレーキ(ロッドブレーキ用)!なんてナイスなんだ、タンデム用だから(無根拠に)アクスルも長いだろう!いいな、欲しいな。・・・・製造が1936年。
 古いAWはアクスルが160mmとかそれ以下とか短いものが多い。新しいものでは180mmのものもあるようだ。3分5厘軸は長さが230mmと超長いが(205mmもある)、みな普通にダブルナットを掛けてある。それでもナットひとつ分以上余るけど。いわゆるオーバーロックナット寸は125mm、分厚いハンガー、フェンダーステー、スタンドを挟んで180mmあれば収まるだろう(シングルナットで)。
 ラインナップにAWBというスチールボディ、バンドブレーキ用があり、アクスル185mm、ロックナット寸119.5mmとドンピシャだ(しかし36穴et13番、14番スポーク用ということを忘れずに)。勝手に脳内が沸いてしまう。他にもアルミボディのハブがあるが、おいらこの自転車にアルミニウムは使わない。
 まてよ、鉄ボディだからスポーク穴埋めて40穴空けりゃいいんじゃん??(でも、入手ルートがない)
 ebayでいいのがないか?(英語で取り引きできるのかよ。それに見た限り、コースターやリムブレーキ用ばっかり)
 じゃあ、シマノのバンドブレーキ用のインター3はどうだ、入手は容易だぞ?!と、そうなるわけだ。
 インター3のスポークフランジは打ち込んであるだけで、すぐ外れた。40穴で作ることもできる。しかし、写真や構造図で見るスターメー製より、なにより運搬車用鍛造ハブよりはるかに華奢にみえる(そりゃそうだろう)。フランジを厚くして、ギヤ側のベアリングレース補強(ここが危なく見える)の意味も込めて2mmほどのパイプで全周を巻き、焼きなまさないためにどこを溶接するか・・・あ〜、ややこしい!それに、完成図をあたまに描いてみても、どうも付ける気がしない。
 さて、こんなことにあたまを使うのは時間の無駄だ。タントでも手に入れたら考えないでもないが。妄想終わり。

mardi 20 novembre 2007

モノを作るのは楽しい

 ヤカー連結器を作った。道具があれば安上がりだ。モデルは昔の連結器だが、連結ピンのバネの仕組みは端折っている。リヤカーは貰いもので、ホイールが鉄くず化していたが、ビーチクルーザーの前輪に普通の自転車の後輪軸をぶち込んで、取り付けた。持ち手はわたしの鉄くず用に長くした。
 

 うひとつ、いい感じに鉄くず化したウェルビー号も貰ってきた。あんまり貰うと、うちが墓場化するのでいやだが、どうしたものか。そのまま放置するのも忍びない。・・・。
 この前鉄くずを売りに行った資源業者のところでも、本当の鉄くずになる予定のウェルビー号を貰ってきている。タントもあったなぁ・・・。

リムが大変

 ま、わたしの鉄くず号に履いている前輪は、ちょっと鉄くず号から付け替えたものだが、エアバルブ周辺のリムが錆びて穴が空き、文字通り鉄くずになりかかっている。タイヤの山もあまり無いことだし、タイヤ交換のついでにリムも変えたいと願っていた。
 何件か問い合わせたら、(これは関東の会社)1・3/4のリムはもう無いとのことだ。しかたなく、1・3/8、32穴のリムとスポークと(13番)1・3/4のタイヤ、それとリヤカータイヤ・ホイールアセンブリを取り寄せた。しかし1・3/8で、ブレーキ大丈夫かな?
 ものが到着してからも、なんとなく組む気がしない。リムはステンレスで、質感がどうも気に入らない。リヤカーのタイヤ、ホイールも、リムはデフォルトでアラヤ、タイヤはシンコーかミリオンと思っていたのに反して、全部中国製のようだ。タイヤは規格こそ2・1/2だが、少し細いし耳が短い。振れ取台に乗せると、結構振れていて、今回も日本の職人が組んだ・・・という畏敬の念は消えうせる。まぁ・・・気を落とすな。
 試せることはある。まだ手に入る3分のリアハブで10番のスポーク、リヤカーリムは組めるのか、だ。ウェルビー社に電話すると在庫あるとのことで、取に行った。ついでに1・3/4のリムを聞くと、あるという。32穴のリムと12番のスポークを貰ってきた。

 いざ、リヤカーのホイールをバラシ、3分ハブで組む。このリム、耳部の折り返しを途中で端折ってる。おまけに継ぎが汚い。2mmは振れているし、1mm強ねじれている。はじめの状態を確認するのを忘れていたが、8本組み出来ない。?。かっちり計っては居ないが、リヤカーのスポークと運搬車のリヤカースポークは長さが違わないはずだが・・・。6本組みするが、ニップルに半分ほどしか掛からず、ねじの噛みが甘いのか、うち一本のニップルは締めると抜けてしまう。・・・。結局4本組みしたが、もうやる気無し。やっぱり国産のリムだよな。前輪はウカイのリムだが、とてもきれいなもんだ(でもリム裏、ニップル穴のバリは気になる。さらうか?でもメッキ剥げるからそこから錆びそうだな)。
 なんたることか。1・3/8リム、13番スポーク、リヤカータイヤ一式、すべて不要になってしまった。・・・。

 しかし、わたしには残念な結果だったが、これには、リヤカーを扱う業界が少ない需要でやっていくための苦労がある。それにリヤカーに使うのなら、何の問題も無いだろう。リヤカーがアフリカなどでも活躍していると聞く。ならばこうした日本以外で生産され、安いものがそうした普及するのもいいことだと思う。(ちょっと泣きながら)。

玉押しが大変

 味を持つと、凝りだすのでかなわない。凝ったりせず朽ちる任せ、直せるものなら直す、つもりなのだが、性分はそう素直に行かない。
 ウェルビーサイクル工業が、まだ運搬車を作っているので、部品は問題なかろう、壊れたら取り寄せれば・・・と思っていたが、そうは問屋が卸さず、ウェルビー社も今年、重量運搬車の生産を終了した。それ以前に、後輪に使われている3分5厘軸のハブは、遠に生産を終了していた。近年の(いつから?)運搬車は3分軸のハブで作られていたのだった。
 重い物を積む、その分玉押しの痛むのが早い。わたしの周辺のウェルビー号は、たいてい玉押しがへたっている。玉押しの肉が薄くなり、限界を超えると潰れて軸に食い込み、玉は潰れて回らなくなる。なんと恐ろしい。年季のせいで、曲がった軸も多い・・・。
 わたしの玉押しも例外でなく、「からんからん、コンコン」などと音を立てながら走るもの風流だな〜、などと楽しんでる場合ではなかった・・・。補修部品はない、どうしようか。ん?ウェブを見ていると、シマノの内装3速ハブの軸は、中央部で太くなっており、外側が3分とすれば、そこは3分5厘??しかもそこに玉押しがっ!!
 次の日早速、持ち主が出かけてる間に、うちのメンバーの自転車のハブ(シマノインター3、バンドブレーキ用)を分解。代わりに変速無しの後輪を組んでおいた。しらべた結果、玉押しは利用可能だ。ただギア側の玉押しは、高さが無いので、フリーギアに隠れてしまうため、加工が必要だ。
 ウェブを調べると、そのほかにシマノのハブダイナモ、内装変速機で、太軸の玉押しが使われているようだが、サイズ表記は無いか、M11とある。3分5厘は、7/16インチ26山で、11.11mmだが。何種類か注文しておいたので、あとで分かろう。ところが、天のいたずらか、運命か、この注文をした店で、駄目元と思い、「昔の運搬車の3分5厘のハブとか軸とかおまへんか?」と聞いたら「軸だったらあるよ」との答え。!!!。「あるだけ下さい」と言って3本貰ってきた。わたしはなんの苦労をしているのだろう?。


左の二つは溶接して肉を盛ったもの

 かし無駄な訳ではない。新品の玉押しを見て思ったが、当時のメーカーにもよるだろうが、質はあまりよくない。日本の職人が・・・と思っていたので、ちょっと拍子抜けだ。この玉押しで経年的実用はしていないのでなにも言えないが、シマノの方が硬度が高いかもしれないし(見た目の質は遥かに上)、それともこの新品をモデルにして、軸も玉押しも高炭素鋼で作るのもいいのかも知れない。
 それともハブも手に入る訳ではないので、あかんようになったらハブのワンを加工してボールベアリングをぶち込むほうが手っ取り早いか。潰しが利くな。以上玉押しの話。

dimanche 18 novembre 2007

Moi et le vélo de welby, c'est un historie.

 阪に来たころ(つまり15年前だ)、街中を走る異様に低く長い車影の自転車を見かけた。当時恵比須町に住んでいたが、古くからの商いの残る木津市場、黒門市場周辺では特によく見かけた。それがウェルビー号だ。

 特にカッコイイのは氷屋さんのウェルビー号で、荷台の下の露受け。氷を切るための大きな鋸。氷を引っ掛ける手鈎などが装備されている。
 ちょうどバブル崩壊後のリストラや、中小企業、町工場の倒産が相次ぐ時期で、大阪では釜ヶ崎だけではなく、その周辺や公園、市内全域にホームレスが増えていた頃だ。またウェルビー号や他の重量級運搬車も時代の流れから、酒屋や米屋の前にまるで看板のように鎮座しているだけだったり、倉庫の奥で、路地で朽ちていることが多かったが、新聞や鉄くずなどを拾い集めるホームレス(正確にはバタ屋)が使用しているのを良く目にするようになった。
 わたしが短期間バイトをしていた店でもそうだったが、店屋、問屋の多い大阪市内では、そうしたお店とバタ屋との関係が成立している。晩、あるいは朝、商品を仕入れたり補充したりして出るダンボールを、潰して店の前、倉庫の前に積んでおくと、バタ屋さんが来て拾っていく。これには驚いた。神奈川の田舎で育ったわたしにはホームレスと生活上関係を持つこと自体想像できなかった。また要らなくなった家庭用品、家電品を持っていってもらったり、逆にこんなんあれへんか、と粗大ゴミで出ていそうなものを探してもらったりもしていた。
 ホームレスの乗っていた運搬車も、そのような関係で商店から貰ってきたものがほとんどだった。聞いた話しでは、ウェルビー号は新車で買うと15万円程するという。そんなものホームレスに買えるわけがなく、わたしもはじめは盗んできたのだと思っていた。そこに暮さないと、わからないことは多い。
 南海線の高架下に暮すホームレスのおっちゃんは、運搬車を3台持っていた。よほど1台分けてもらおう、お願いしてみようかと思ったが、カッコイイから、という動機でこれに乗るのはひどく不純で、仕事に使ってこそ運搬車だという思いがあり、とどまったのだった。

 れから6年経ち、いまのエマウスの仕事をはじめる。エマウスでは古紙の買取もおこなっていて、近所の公園に住む 上地さんは、ウェルビー号で古新聞を集めて回り、毎日200〜300kgを持ち込んでいた。そのウェルビー号の一台がこの車両で、実はわたしも目を付けていた商店街の裏にある八百屋さんの倉庫で眠っていたものだ。2台置いてあっったが、 上地さんが店主に尋ねると、持っていってくれということだったそうだ。先に声をかけておけばよかった。
 それからさらに6年が経ち、わたしの手元にやってきた。

 この車両は、もともと側車がついていて、フレームに補強が入っている。前輪はマウンテンバイクのものが付いていて、フロンとブレーキは効かない。そこで近所の裏通りに、以前から放置してあった車両を見に行った。その車両は、向かいにある自転車屋さんのもので、 声をかけると「もっていっていいよ」と快諾してくれた。ありがとうございました。
 
 左のウェルビー号がそうだ(ちょっと鉄くず号)。ウェルビー号は年式や仕様で、いろいろバリエーションがあるようだが、この2台ではホイルベースも違って おり、クランク芯から後輪アクスル芯までは上の車両のほうが4cm長い。太い方のタイヤを、酒屋のオヤジは中タイヤと呼んでいた。本当の呼び名は知らないが、リヤカーと同じものだ。

 Tさん乗車の八百屋さんから来たもう一台。(新聞回収号)

Lundi 30 juillet 2007

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