聖ビンセンシオの愛徳姉妹会
ヨゼフ・ハウス

 1933年、フランスより3人の会員が釜ヶ崎に地を踏み、病人のための無料診療所、家庭訪問、食事に困っている子ども達の世話などを、多くの恩人や協力者と共に働いた先輩達の後に続き、現在に至っている。そのときどきの必要にしたがって協力し活動するグループは違っても、めざす目的はいつも、より貧しくされた人々の側に立って共に働くことでした。

 現在、見えるかたちとして続いているのは、1972年、「食堂いまみや」が手狭で移転した後を利用して始めた「ソーイング・ルーム」である。労働者の作業着の修繕や、丈つめの仕事で、喜ばれている。「今まで破れたら捨てていた。買い替えなくてもいいので助かる。」と。しかし、この頃は居宅保護のお客様が多く、あのごつい〔ひちぶ〕のズボンが少なくなり寂しい思いをしている。高齢者が多くなり、誇りを持って働いていたトビ職の仕事ができなくなったせいである。この小さな「ソーイング・ルーム」にも時の流れが見える。

 1999年11月より新たなニードで、NPO釜ヶ崎支援機構の経理と福祉のボランティアをさせて頂いている。また反失連の会計のお手伝いもある。その合間に居宅保護のアフターケア、病院訪問。三角公園の炊き出しのお手伝い。私達でできる事をできる方法で継続することが、いま望まれていることだと励んでいる。 

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