日本ルーテル教会
喜望の家

 喜望の家は、1976年ドイツ・ブラウンシュヴァイク領邦教会のE.ストローム宣教師によって開設されました。ストローム宣教師は1963年より釜ヶ崎で活動を開始し、1973年ごろから釜ヶ崎のアルコールの問題と関わり始めました。1975年から断酒サークル「むすび会」が始まり、喜望の家の開設に至りました。1982年にストローム宣教師が帰国、1986年にはアルコール依存症に関するソーシャル・セラピストのB.ワルター宣教師が派遣されました(1992年に帰国)。以降ドイツの治療プログラムをモデルとして自立支援プログラムが始まりました。
 喜望の家の活動の中心は、地域でアルコールや薬物などの依存症の問題を抱えた方の相談と「自立支援プログラム」による支援です。
 自立支援プログラムは、参加者が酒を継続して止め、生きていく自信を取り戻すことを支援するプログラムです。参加者は精神病院やアルコール関連の病院に入院せず、地域で生活し、喜望の家に通所して毎日様々なプログラムに参加します。期間は6ヶ月です。
 プログラムの内容は、小グループによるミーティングと個人面談、陶芸や園芸、紙すきなどの作業療法です。そのプログラムの中で参加者は自分の現在の感情や問題を受けとめ、表現することを学びます。そして自分の依存症の背景にある問題と取り組むこと、問題の解決を図ることを目指します。
 喜望の家の休憩室は、すでに「自立支援プログラム」を終了された方が毎日利用されています。酒なしでつきあえる仲間との交流の場として利用されています。
 また毎週金曜日の夕方の断酒サークル「むすび会」例会では、誕生日や食事会、レクレーションで楽しみ、互いの断酒生活を励まし合っています。

HOME